5月11日、私たち訪問介護事業所では「おむすびカフェ」を開催しました。


このイベントは、2023年から生まれた取り組みで、今回はその第3回目。
場所は前回と同じく、「きらら」をお借りして開催しました。
「ゆったりとお話しできる場があるといいね」という会話から生まれた“おむすび”の時間。今回は“カフェ”という形で、子どもたちにも楽しんでもらえるように、お菓子やジュースをたくさん用意しました。






今回は、訪問スタッフの知り合いのかたもお手伝いしてくださりました。ありがとうございました!
「母の日」に重なった今年の5月
5月11日はちょうど母の日。
「ありがとう」の気持ちをささやかに伝えられるように、紙のお花を準備して、ちょっとしたサプライズを企画しました。
この日を迎えるにあたって、私たちの中にもさまざまな不安がありましたが、結果として、皆さんが自然に感謝の気持ちを表すあたたかな時間になりました。
ひとりひとりが自分のペースで、想いを伝えられる。
そんなやさしい空気が流れていたように思います。






また、飲食を扱うカフェ形式のイベントは今回が初めてで、どの程度準備が必要か不安でした。
スタッフの中でも「どきどき緊張するね、でもわくわくだね」と言ってましたが、結果的に、用意していたメニューがすべて、“ちょうどいい量”で、飲み物やお菓子もおかわりしていただけるほどに。
終わるころには、皆さん笑顔で「楽しかったよ」と声をかけてくださり、ホッと胸をなでおろしました。












さまざまな方が集まってくれました
今回は、重度心身障害や医療的ケアが必要な方、ご利用者さんだけでなくそのご家族やお知り合いなど、幅広い方々が足を運んでくださいました。
中には「十何年ぶりに会えた」という再会もあり、会場のあちこちで笑顔が咲いていました。
「前回は体調を崩して来れなかったけど、今日は来れてよかった」と話してくださる方もいて、私たちにとっても胸があたたかくなるひとときでした。




からだも動かす時間に
前回からご協力いただいている理学療法士さんにも、今回も来ていただきました。
その場にいる方の様子に合わせて、簡単な体操や、取り入れるとよい動きなどを教えていただき、飲んで・話して・ちょっと体も動かす。そんなバランスの良い時間になりました。




うれしい出会いと、手づくりの温もり
今回、「手動の吸引器(足踏み式と手押し式の2つ)」をお持ちの方にもお越しいただき、「こういう方法もあるんですね」と学びの時間にもなりました。
また、ご利用者さんによるハンドメイドの作品も並び、場に彩りを添えてくれました。


これまでのおむすびの時間を振り返って
おむすびのイベントに、これまで何度も来てくださっている方の存在にも励まされます。
顔を出すのが少し苦手…という方も、安心していられるような、そんな空間づくりをこれからも大切にしていきたいと思います。
初めての「カフェ」形式に、不安もありながら始まった今回の会でしたが、終わってみれば笑顔と「また来たいね」の声に包まれ、わたしたちスタッフにとっても忘れられない一日となりました。
次回は11月開催予定です。
これからも、「つながる・ほっとする・ひとやすみ」そんな場所であるように、おむすびの時間を大切に続けていきます。


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「おむすび」のイベントは、ご利用者さん以外にもご参加いただけますので、ご興味ある方は一度ご連絡ください。